運営内容
① 公開講演会(現場の声を聴き、異業種と交流、対話をする場の提供)
地域の幅広い世代間において、時代、時局やニーズの変化・流れの中で、国家・社会の諸課題と向き合い、考え、学び、議論をしてゆくことで現状認識を深め、日本の前途を考える。
会の次第
- 静岡塾と本日の講演会の意義・趣旨説明
- 参加者 自己紹介
- 講演会
- 質問会
- 意見交換会
この課程を通して、当日発言に出てきた諸議題から、今後の講演会内容を決定する。
② 討論会(毎回テーマを決め、議論する場の提供)
諸問題の解決策を具体的に導こうとする率直な意見交換の過程においては、生産的で有意義な議論と政策立案が実現する。参加者各人は、意見を述べるにあたり相対的に自己自身と向き合うことになる。己の思考の傾向や価値観を客観的に認識することが自己自身の「軸」を模索する好機となり、等身大の個を社会の中で自然に生かしてゆく術を体得する。このような活動の反復を通して「個」の確立がなされてこそ、他者とも本来的に対等で、良好な関係を構築することができる。
会の次第
- 討論会の意義と極意(円滑で生産的議論を可能にするために)
- 討論会の進め方と方針の説明(より有意義な討論会を実現するための最低限のルール)
- 討論会コーディネーターの紹介
- 論議
- 結論と報告
次回のコーディネーターとテーマの決定・委託を行う。
③ 座談会(気軽に自身の経験や思いを述べる集まり)
日常の出来事から多くの論点が洗い出される。地域の人々が気軽に集まりそれぞれの立場から会話を重ねることで、今後の静岡塾の取り組みに、必要に応じて柔軟に幅を持たせてゆく。
④ その他の取り組み
静岡塾政策会議(運営委員会)
日常の取り組み
- 一、日常的な個人の思索を習慣付ける。話し、書き、まとめる。
「今まで意識的、無意識的を問わず曖昧にしていた/できてしまっていた自分の立ち位置や、考え方、問題意識をクリアにする作業」
- 二、他者との対話、経験談、書物や歴史を参照する。発表の際は、必要資料の出所は公表する。
「人に説明するとなると、当然ながら自分がまず理解している必要がある。つまり、自分が試される立場になる。そういう意味では、ただ単に話をするというよりは、自分の勉強にも繋がる。自分の中で色々なことが確立されていないと説得力を持たない。曖昧なままでは話せない。」
- 三、各人の諸意見を、静岡塾で論議結集する。
「頭で分かっていても、それを他人にそのまま理解してもらうのは非常に難しい。伝えてゆくという作業は、同時に自分も自己の確立と勉強をしてゆくということ。表現の工夫も生まれる。」
- 四、論議の中で出てきた諸問題を、時事問題と照らし合わせる。
- 五、論議と関連する時事問題について、解決の筋道を考え、政策提言として文案を作成する。
諸企画(不規則に開催、他団体の活動の紹介)
- ① 文化振興会(茶道、座禅、日本伝統芸能、工芸品などとの接触)
- ② 自然と遊ぶ会(共にレジャーを楽しむ)
- ③ 趣味の会(お料理教室、裁縫教室 など)
- ④ 市政ふれあい講座の活用
- ⑤ 諸勉強会(興味と必要に応じて適宜開催)